テキストサイズ

愛のことば 「改訂版」

第1章 愛のことば

         21

 直さんは、わたしを、抱いている腕に、力を込めて、腰と足を突っ張るようにして、いきおいよく、精を迸ってくれました。
 わたしは、いや、アイちゃんは、それがよくわかりました。
 わたしに、いや、アイちゃんに、当たってくるのが、わかるのです。
 わたしは、
 「嬉しい」
 と言って、直さんに、しがみつきました。 
 直さんは、もう動けないみたいです。
 わたしも、直さんが、精を、わたしのあそこの中に、迸ってくれたのが嬉しいので、もう動いてくれなくても、よかったのです。
 「瞳ちゃん
  ありがとう」
 「ううん
  わたしこそ
  ありがとう」
 「それで
  瞳ちゃんの
  感想を聞きたい」
 「すごく
  気持ちよかったよ
  ダイヤちゃんとは
  違うけど
  アイちゃんが
  ずっと
  喜んでいたよ」
 「瞳ちゃん
  よかったね」
 「うん
  嬉しい」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ