
【参加型小説・連鎖の尻尾】
第3章 身近な怪談
その後、色々と聞きだそうとしたが婆さんは人づてから聞いた…って事が多くてあてにならなかった。
しかし、事故のあった場所ははっきり覚えていて、二人はその場所を目指すことにした。
「婆さん、ありがとうございました」
煌太はおやつにと何個か駄菓子を買ってからその場を後にした。
「よし、目的地は分かった!腹ごしらえもしたし!急ぐそ!」
白馬は車に乗り込むと目的地を早速ナビに入力した。
車が走り出すと…空は確実に灰色に染まり、今にも雨を降らせそうな様子だった。
