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知美「…」

大河「知美、ちょっと…」

知美「…はいっ」

大河「…」


態度を見かね
休憩室に呼び出した大河
興奮していたが少しずつ落ち着き始めた
ように見えたが…


知美「…」

大河「大丈夫か？」

知美「…私、この店辞める…」

大河「辞める！？」

知美「大河の為にって頑張ってきたけど
無理、もう無理だから…」

大河「考え直してくれよ、知美がいなく
なったら」

知美「あの子がいるから大丈夫でしょう
あの子さえいれば…」

大河「なんでそんな事言うんだよ」

知美「…」

大河「らしくないぞ…」

知美「あの子のせいじゃない！！」

大河「知美…」

知美「全部、全部あの子が悪いのよ！！
あの子が現れたから…」

大河「…」

知美「あの子、あの子が…っ」