無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

先輩「じゃあ練習」

乃愛「…」

先輩「内緒でキスしてもいい？」

乃愛「あ、えっと…」

先輩「ほっぺた、ほっぺたに軽くだから
お願い」

乃愛「…はいっ」

先輩「えっ」

乃愛「あ、今のなしで！！」

先輩「ダメです、訂正は認めません」

乃愛「そんな」

先輩「例え言い間違いでも自分が言った
事には責任を持たなきゃ」

乃愛「うぅ…」


濁して断るつもりが
間違ってキスを了承してしまった
すぐに間違いだと訂正したが認められず
受け入れる事に


先輩「さっ、目を瞑って」

乃愛「…はいっ…」

先輩「…」

乃愛「…！？」


顔のすぐ近くに気配を吐息を感じていた
目を開けるのが怖くて乃愛は
ギュッと目を閉じ
静かに…


乃愛「…っう」

先輩「…」


終わるのを静かに待った