ノーパン喫茶
第18章 同志
結城「彼女とやったか」
矢野「酔っ払った勢いでだけど…」
結城「へぇ~」
矢野「…」
その日、矢野は事の経緯を結城に話した
酔った勢いとはいえ乃愛とした事
後悔はしていないが…
矢野「…」
結城「どうしたんだよ」
矢野「明日からどう接すればいいかなっ
て…」
後悔はしていないが
どう接すればいいか迷っていた
平静を装っていたが面と向かって話すと
恥ずかしいし…
矢野「俺、冷静でいられるかな…」
結城「逆だよ、逆」
矢野「えっ」
結城「わざと意識してる雰囲気を出すん
だよ」
矢野「わざと!?」
結城「そうすれば相手も自分を意識して
くれる、今の曖昧な関係を変える為にも
そうしないと」
矢野「…」
結城「ま、頑張って」
冷静でいようと思ってた
乃愛の負担に、迷惑にならないよう
だけどもし先を望むのなら、今の関係を
変える必要があった
友達止まり今の関係を…
矢野「…っ」
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