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青空

第2章 1話




「ええっと…」

メモを開く。

そこには

“好きです”


の文字。


「……えっ!!??」

「なんだ、橘??」

エリンギが前から睨む。

「あ……、なんでもないです」

そう言うとエリンギは授業を再開させた。

「ふぅ……」

「菖チャン」

後ろの方向から声が聞こえた。

「ごめんねー、それ投げたの俺なんだ」

振りかえるととてもイケメン。

「びっくりしちゃった??」

「あ、当たり前です」

いきなり告白されて、驚かない人はいないだろう。

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