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ヒプノシスマイク

第7章 左馬刻と銃兎

30分後

ピーンポーン…

やっと来たか…

「鍵開いてるから入れよ」

ガチャ…

「邪魔するぞ」
「左馬刻…」
「ん?髪切ったのか?」
「あ、ああ…変か?」
「口調も変わってねーか?」

左馬刻にしては細かい所に気づくな…

「え、いや、その…」
「さっさと言えやコラァ!!💢」
「昨日は女装させられてたんだよ!!」
「女装?何でお前がする必要」
「俺が普段から男みたいだから罰ゲームで…」
「まぁどっちでもいい。始めるぞ」
「ああw」
「お、お手柔らかに…」

チュッ…クチュ…

「んんっ…ぁ…左…まときぃ…」
「キスだけでこんなに蕩けるのか?w」
「と、蕩けてねーよ!!///」
「充分蕩けてるw」
「黙れシスコン!!」
「あ"ぁ!?誰がシスコンだぁ!?💢」
「左馬刻だよ!!」
「俺様はシスコンじゃねぇ!!💢」
「嘘つけ!!合歓ちゃんにデレデレじゃねーか!!」
「…そこまでじゃねぇよ!!💢」
「合歓ちゃんを守る為にザーヤクになったんだろ!?」
「…確かに…合歓は死ぬ程可愛い…だから俺様が守ってやってるんだ!!💢」
「左馬刻…熱でもあるのか…?」
「あ"ぁ!?気安く人のデコ触ってんじゃねーぞコラ!!💢」
「いや、お前…本当に左馬刻か…!?」
「ったりめーだろ!!」

左馬刻が…シスコン…!?
脳内がパニックしてる…

「はぁ…銃兎、レモンサワーちょうだい。飲まなきゃやってらんない」
「未成年だぞ?💢」
「じゃあ俺帰るわ。バイバ」

カチャ…

「ちょっ!!何で俺に手錠かけるんだよ!!」
「未成年飲酒は禁止だから俺が、ちゃんと指導してやる…w」
「チッ…」
「ふっw」

手錠プレイか…
楽しくなりそうだw

カチャ…

「ふぃー…やっと取れた」
「え?」
「手錠返すぞ」
「え、え…?」

何故手錠が外れてるんだ?
俺がちゃんとかけてなかったのか?
故障か?

「何で…」
「ちょっとしたコツで取れるけど」
「…は?」
「銃兎、レモンサワー」
「…はぁ…何本だ?」
「5本」

多いな…

「分かった…」

「奏明、何でそんな格好してるんだよ。このあいだみたいな服の方が似合うぞ?」
「っっ!?…そ…れは…っ…」
「お、おい!!…何で泣いてるんだよ…!?」
「買ってきたぞ…っっ!?…奏明!!…大丈夫だ。左馬刻は何も知らなかったから許してやれ」
「違う…っ…違うっ…俺っ…」

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