
CHOCO❤︎LAVE
第6章 紹介①
「いらっしゃいませ。」
聖輝「あっあの…」
「いらっしゃい、涼野くん。」
この居酒屋の店長の鍋川良樹(よしき)さん。
大野さんの友達で、このお店に来るようになってから顔見知りになった。
鍋川「こちらにどうぞ。」
僕は鍋川さんに続いて奥の部屋へと向かった。
鍋川「大丈夫?すごい顔色悪いけど…」
聖輝「はっはい…大丈夫です…」
本当は全然大丈夫じゃない…
緊張が増しに増して、心臓破裂しそうで死にそう…!!
聖輝「スゥ…ハァ…スゥ…ハァ…」
落ち着け…落ち着け、僕!
落ち着け…落ち着け…
鍋川「涼野くん、この中で彼ら待ってるから。」
聖輝「…っ…!!」
ここに…嵐が…
ポンポンっ
鍋川「頑張ってね。」
店長さんは僕の背中を軽く叩いてくれた。
聖輝「ふぅ…よし!」
僕は意を決してドアを開けた。
ガラガラ…
聖輝「しっ…失礼します……」
大野「涼野くん、お疲れ様。」
聖輝「お疲れ様です…っ…??!」
顔を上げるとそこには…
嵐の二宮和也と松本潤がいた。
