テキストサイズ

×○×○

第2章 ○





「いいから早くどけよ」

へ?
私の下から声がする?

「って…きゃーーっ!!」

「うるせーなぁ」

私が陸人くんの上に…
真由が海翔くんの上に…


「ご…ごめんなさい。」

「いいよ。てか足大丈夫か?」

「へ?大丈夫だよ?」

「そっか…」

…心配してくれたの?

キュン


おいおい…
キュンってなんだー!

「あと少しだ。走るぞ」

「あ…うん」


クシャ

い…い…今
頭クシャクシャって…//

またゴールへと走る

あれ?
さっきよりペース遅く
してくれてる?

そのせいか私たちは
ドベから2番目でゴール

全体では2位で終わった

ストーリーメニュー

TOPTOPへ