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第2章 ○
「いいから早くどけよ」
へ?
私の下から声がする?
「って…きゃーーっ!!」
「うるせーなぁ」
私が陸人くんの上に…
真由が海翔くんの上に…
「ご…ごめんなさい。」
「いいよ。てか足大丈夫か?」
「へ?大丈夫だよ?」
「そっか…」
…心配してくれたの?
キュン
おいおい…
キュンってなんだー!
「あと少しだ。走るぞ」
「あ…うん」
クシャ
い…い…今
頭クシャクシャって…//
またゴールへと走る
あれ?
さっきよりペース遅く
してくれてる?
そのせいか私たちは
ドベから2番目でゴール
全体では2位で終わった
