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恋のハードル高し!!

第18章 『ダーリン』&『ハニー』

愛想良く写真に付き合う逞が珍しかったが、目が合った瞬間、ものすごく冷たい目で睨まれ、その場から逃げようとしていた。


私は本当に…嫌われたのかも。


心配してくれた逞の気持ちを踏みにじったから?



「タク!!」


女子達が振り向くが逞は、周りに謝ってその場から去ろうとした。


「タク!!」


完全シカトを決め込まれ、心が折れそうになる。
親雅もこんな気分になって私にキレたのかな。
それでも『絶交はヤダ』って言い続けたの?


「タク、ごめん!!」

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