
【短編BL】想定内の親密度!
第3章 想定内の可愛らしさ!
「今日は家庭教師の無い日だった?大丈夫この時間帯にお家にいなくて」
「はい、今日は休みです!慎太郎は?」
居間を見渡しても慎太郎の姿はない。
「部屋じゃない?もしかして…もうじきテストなの?あの子…日にちが近くなってからじゃないと勉強しないじゃない?…本当に大丈夫かしら?このままだと…健ちゃんと同じ高校に行くのは絶望的ね!」
慎太郎は特に塾に行くわけでも家庭教師がついているわけではないから、テストが近くなると自己流で勉強を始める…
「大丈夫ですよ、その時は僕が慎太郎についていくから!」
「止めときなさい!健ちゃんは成績もいいんだから、良いところに入れるでしょ?慎太郎に合わせて人生棒にふることないわよ!」
