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愛が、いっしょに

第1章 1

         8

 徹が、あがってきて、抱きしめてくれて、チュッとキスをしてくれた。
 「伽耶さんは、
  あそこに、
  自分で触れる習慣もなかったでしょうから、
  気持ちよさが、強烈なんだよ。
  0から、出発したわけだから」
 「ほんとに、
  もう、息がとまるかと思った」
 「伽耶さん、
  このあと、
  伽耶さんが、
  たぶん思っている、
  セックスをしようと思うんだけど、
  したい?」
 「わたしが、
  思っている?」
 「私のを、
  伽耶さんの、
  なかに入れるの」
 「ああ。
  いいよ。
  もう、ブレーキは、
  なくなっちゃったもの」
 「伽耶さん、
  痛いと思ってる?」
 「うん」
 「あのね、
  緊張しなければ、
  ピリッとするだけだよ」
 「緊張は、しない。
  あんな強烈な快感をくれたんだもの。
  徹さんに、まかせる」
 「わかった」
 徹は、そう言うと、わたしに、あらためて仰向けになってと言い、徹のものを、わたしのあそこに、接してきた。
 そして、そのまま、接しては離し、接しては離し、というのを続けてくれた。
 「伽耶さん、
  ずいぶん濡れてきたよ」
 「うん、
  自分でも、わかる」
 「濡れれば濡れるほど、
  スムーズに入るから、
  もうすこし続けるよ」
 「うん。
  なんだか、いい気持ちなの」

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