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どすけべカメラマンに犯されています!

第3章 ヒカリはオレにどうして欲しい?

「他には?ヒカリはオレにどうして欲しい?」

本日二度目の、オレにどうして欲しい?

「……そうですね、せっかくなのでとことん恋人らしいことがしたいです」

あなたに存分に甘えて、愛されて、大事にされたい。
……さすがにここまでは照れ臭くて言えないけれど。

その時の感情は、きちんと活かす。

全力でプロデュースしてくれている由奈のためにも、僕自身のためにも。

「任せろ。ヒカリがもういいからやめてくれって思うくらい濃密な時間にしてやる」

「ふふ、あなたがそう言うと、何だかいやらしく聞こえますね」

「当たり前だろ。心も身体も存分に満たすのがオレの役割だからな」

覚悟しとけ。

由奈のその言葉に、もう既に嫌な予感しかしない。

僕、まだ腰痛いのに……!

なのに。
どうしてだろうか。


……身体がずくずく疼いて疼いて、ときめいてしまうのは。
これじゃあ、由奈とのキモチイイコトを期待してるみたいだ……。




……そして、この日を境にお店のお客さんの人数が倍以上に増えたことや、美形二人が、いちゃついているところが見れるスポットとして名を馳せていくのは、また別の話。

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