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と、そこにヒカリ様が戻ってきた。

「リズ本人からです。オーケーでました」

「おー！良かったな。これでひとまずは安心だな」

「はい。紫乃先生、桃さん、ありがとうございました。お二人がいなかったらどうなってたか……」

胸に手を当て、ほっとしたように微笑みを浮かべるヒカリ様は、思っていた以上に不安だったらしい。

「いいのよ。未来のスターデザイナーに恩を売ることが出来たわ」

「ふふ、紫乃先生はおおげさですよ」

「おおげさなんかじゃありませんわ。ヒカリ様は既にその階段を登りつつありますもの」

「桃さんも、言い過ぎです」

間宮さんがヒカリ様にワインを注ぎ直す。

「じゃ、仕事完遂ってことで。もう一回、乾杯」

「乾杯！！」