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トイレに行きたいと言う翔くんを連れて
相葉ちゃんとニノがトレーを持って部屋を出た

窓から外を眺めていた松潤がポツリと呟く

「あのふたり…どうなんのかな？」

立ち上がり、窓辺に近付く

そこから見えたのは、寄り添うように歩く相葉ちゃんとニノの姿

「さっきニノと話したけど
相葉ちゃんの出方次第みたいだぞ？」

「って事は、ニノはやっぱりわかってるんだ？雅紀の気持ち…
まぁ、あれだけわかりやすけりゃ気が付くか」

「元々ニノは鋭いしな」

松潤の隣に腰を下ろした

「だよなぁ…
でも雅紀次第って事は、ニノも雅紀の事好きなのか？」

「ん〜、はっきりとは言わなかった
でも、付き合う気がないなら、相葉ちゃん次第なんて言い方しないよな
おそらく、好きなんじゃないかと思うんだけど…」

「上手くいって欲しいな…
あんだけ大好きオーラ全開だと
友達としては応援してやりたくなる」

「だな…」

「で？智はどうなの？」

「なにが？」

「翔くんの事…
わかってんだろ？
翔くんもあれだけ大好きオーラ出てるんだから」

「え？」

松潤は知ってたのか？翔くんの気持ち

「あれ？もしかして俺、マズい事言っちゃった？」

正直、今日まで翔くんの想いは気が付いてなかった

でも、松潤はわかってたんだ…