本気になんかならない
第42章 もうひとりの妹
落ち葉の降り積もる秋の公園。
駐車場すぐにあった自販機で飲み物を買って、噴水前のベンチに座った。
「高校のときはごめんね。
私、距離を置きたいみたいなこと言ってごまかして。
それに、私の友だちが何か言ったみたいで…いまさらだけど、気にしないでね」
「謝らなくていいよ。あれは俺が悪かった」
「ううん、あれは…。って、謝り合戦をしたいわけじゃないの。
私が話しておきたいことはね…その前に確認なんだけど、
和波君。今、好きな人がいるよね?
何があっても、その人のこと大好きよね?
今すぐにでも結婚したいんだよね?」
「ぇえ……?」
それを人に…特に女子に…特に元カノに答えるのは、とてもとても気恥ずかしいんですけど。。
駐車場すぐにあった自販機で飲み物を買って、噴水前のベンチに座った。
「高校のときはごめんね。
私、距離を置きたいみたいなこと言ってごまかして。
それに、私の友だちが何か言ったみたいで…いまさらだけど、気にしないでね」
「謝らなくていいよ。あれは俺が悪かった」
「ううん、あれは…。って、謝り合戦をしたいわけじゃないの。
私が話しておきたいことはね…その前に確認なんだけど、
和波君。今、好きな人がいるよね?
何があっても、その人のこと大好きよね?
今すぐにでも結婚したいんだよね?」
「ぇえ……?」
それを人に…特に女子に…特に元カノに答えるのは、とてもとても気恥ずかしいんですけど。。
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