ぜんぶ俺の物〜ケダモノ弟の危険な独占欲〜
第2章 嘘つき
「や、やだ……亜貴……!」
「はいはい」
背後から亜貴の手が伸びてくる。私の目の前でオイルのふたを開け、絆創膏の貼っていない方の手に落とすと、くちゃくちゃと揉みこんだ。
「問題です。この手でこれからナニをされるでしょう」
亜貴が耳元でささやいた。
「正解は、こっちの手でココを広げて……」
オイルの瓶を置いた手が、私の割れ目をいっぱいに広げた。
「姉ちゃんの、甘くて美味しそうなココを、いっぱい愛してあげる」
剥き出しになったしこりは、すでにジクジクと熱をもっていた。
「や……めて、そんなこと、しないで」
口では嫌だ嫌だと言いながら、からだはまるで喜んでいるみたいだった。
女のカラダはなんて簡単なのだろう。感情と違って、制御ができない。触れられれば簡単に熱くなる。
心は、瑛人さんにしか向いていないのに。
「ココかな?」
オイルまみれの指先が、じくじくと震える蕾にあたる。触れるか触れないか位の力加減で、やんわりと弧を描きはじめる。
「ああ……!」
全身が震えるほど気持ちが良い。
勝手に腰がうねって、甘い声が喉をついて出る。蜜が溢れ出している。私の意識は、再び楽園に突き落とされていく。
「……姉ちゃんのココ、硬くなってきた」
亜貴は上ずった声でそう言うと、オイルまみれの指を左右に振り乱した。
「あああ……!」
まるで火が付いたように、一気にソコが熱くなる。擦られるような、なぶられるような、力強くて甘い愉悦がひたすら続いた。ただただ水のように溶けていくだけのからだをどうすることもできず、あられもなく亜貴の上でのけぞった。
「イ、ク……イッちゃう、イッちゃうてば……!」
私が叫ぶその下で、亜貴は無言で行為を続けた。そのうち、頭のなかが真っ白に染まってくる。後ろ手に亜貴の腕にすがりつきながら、私は追い上げられるまま達した。
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