
二人のキセキの物語 MN
第61章 背中合わせの二人7 カズ
送って暫くは反応無かったから
ダメかぁ・・って思ったんだけど
5分後 帰りの車の中だという潤の既読が付いて
短い時間ながらリアルタイムでのトークが出来た
あぁ、もう少し後だったら
電話で話せたかもしれないのに惜しかった
けど、潤が家に着く頃には
俺の方が出掛けなくちゃいけないから
やっぱり 二人ともが一人でいる時間っていうのは
タイミングが難しい
いつも、前もって予定を聞いてから
電話をかけなくちゃ、と 思うものの
実際にはなかなかそんな事は出来ないまま
はぁ・・・潤に会いたいなぁ・・・
