二人のキセキの物語 MN
第6章 出逢いの二人6 ニノ
ここで、またまたにっこりするまーくん
「ニノと松潤はとっくに友達になってると思うよ」
「・・・そう、なのかな。潤くん、俺の事 友達だと思ってくれてるのかな」
「うん、最近の松潤 休憩時間はこまめにスマホチェックしてるし、
この間の店も お気に入りで、
大切な人しか連れてかないとこだからね。
多分ニノがもっと懐いてあげないと寂しがってると思う」
「懐く、って・・・俺 ペット?」
あはは、と笑ってから 俺の目をぐっと覗き込み
「とにかく アイツの事よろしくね」
と言うまーくんは いつになくお兄ちゃんに見えた
もっとも、バチッとキメたつもりらしいウインクは
顔半分がむぎゅぎゅとひしゃげたような
残念なものだったけど
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