二人のキセキの物語 MN
第2章 出逢いの二人2 ニノ
予定をすり合わせた 数日後の夜
仕事仲間と呑んでるから、と
六本木の店の名前を告げられる
仕事仲間って誰だろう
勿論 俺の知らない人だろうけど
それは別にいいんだけど
ちょっとだけ
「何だ、二人じゃないのか」って思って
「でも二人きりだったら 何話していいかわかんないや」って思い直した
俺に来る仕事は 何故だか年上の人と組む内容の話が多くて
同年代の友達なんていないから
こんな時 どんな態度で どんな会話をすればいいのか
さっぱりわかんない
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える