無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

ここに引っ越してきた時、すぐにでも車を買うつもりで
１台分の駐車場は借りたんだけど　
実際に生活してみると　仕事で出かける時は大半が
マネージャーが車を出してくれるし
その他の時は電車移動で十分

積極的に遠出しない俺にとって
車は　“買っても乗る時なさそうだな”　って感じになって
でも、買わない、って決めたわけでもないから
駐車場を解約するのもためらわれた

それ以来　ずっとそのままにしてあった駐車場に
潤くんの車を停めてもらう


いつもは迎えに来てくれるマネージャーが　
俺を待つ少しの間　停めるぐらいで
まともに使った事無かったのが　初めて役に立った気がする