ドSメイドは基本普通の子
第5章 ご主人様…無理ですよ!
「えい!無理ではないです――――…座らせていただきます」
私はテンパりながら男性の隣に座った
「///可愛い――――…ですね、大きな目…赤い唇…白い肌」
――――うわ、何かブツブツ言い出した!?
大丈夫だろうかこの人…新手の変態か?隣に座らせて…何をしたいんだろう…
「美羽さんも、何か飲みますか?」
「いえ、勤務時間中ですので我々メイドは飲食禁止でございます」
「そうですか――――残念です」
男性はガッカリしたように紅茶に砂糖を入れた
――――な、何がしたいんだろう…本当に…逆に怖いなぁ…
いつもなら…私に睨んで欲しいとか…踏んで欲しいとか…リクエストするのに…
この人…隣に座るのをリクエストしたけど…それだけなのかな?
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える