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Secret2

第17章 正体





クリスマスパーティーも迫った・・・





ある日・・・・。





涼と淳と・・・一樹と達也のもとには・・・





ファンの会員さんから立て続けにプレゼントが届けられたり・・・面会に来る人も多かった・・・・。





その頃・・・お兄ちゃんはずっと・・・神妙な面持ちで・・・仕事をしていた・・・。





その日も私は涼の講習に村田さんと同席で参加・・・・。





受講生たちはもう・・涼の授業が少ないこともあり真剣に受けていた・・・。






講習が終わり・・・私と涼は片付け・・・村田さんは会議室を出て行った・・・。





「結城ーーー(笑)クリスマスプレゼント何が欲しいか決めたか??」





「・・・(笑)・・・えーー??・・・んーー・・・」




「(笑)本当欲がねーなぁ・・・・勝手に決めるぞ??」




「(笑)・・・お任せするーー(笑)」




「今日は??直ぐ帰る??(笑)」




「うん・・・涼は??残業・・・??」




「んーーー・・・今日は帰ろうかなーー・・飯食って帰ろっか??(笑)」




「本当っ??(笑)」




「あぁ・・(笑)ずっと最近・・・一緒に帰れなかったもんな??」





最近は涼は最終の仕事に追われ・・・残業続きだった・・・。





淳も一樹も・・・忙しそうで・・・私はもっぱら・・健二か拓海に送って貰っていた・・・・。






一緒に話しながら・・講堂を出ると・・・・





「・・・・あれ??・・・村田さん・・・どうしたんですか??」





村田さんがエレベーター前に立っていた・・・。






「・・・・お二人・・・楽しそうですね??・・・いつも・・・」





村田さんはこっちを向いて言った。







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