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林檎の香りがするお店

第2章 ほのかに香る貴方の話

「そうだ、」
と手を一度鳴らして

新しいの決まったぞ!と残して、デスクに戻り
ホッチキスでとめられた資料を持ってくると、

きらきらした笑顔で私に手渡した。

書かれていたお店の名前は、

【z,storm】

「そこが次のクライアントね」

そう言い残して、先輩は戻って行ってしまった


私が勤めている会社は、広告代理店で主に依頼主の人と打ち合わせをするなどを担当している。

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