テキストサイズ

遠くの恋人より近くの同僚

第5章 見方を変えれば……

「ただの同僚」


余計なことや
気を持たせるようなことも
口にしない。


「恋人になれる確率は?」

「0%」


温情も掛けない。


「友達に戻れる確率は?」

「0%」

「……」


あ、黙った。


言い過ぎたか?


「ま、友達だったら0,000001%の確率……」

「あッ。お昼だッ!!凌馬くんッ!!
ご飯食べに行こッ!!」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ