テキストサイズ

遠くの恋人より近くの同僚

第1章 『好き』と言えずに……

俺は俺で偶然にも
告白される直前から
一華を気に掛けていた。


170センチ近い身長で
外国人モデル並の体型。


艶のある長い黒髪に
キリッとした顔立ちで
アジアンビューティーの
見本のような美人。


ただ、俺が気に掛けていたのは
その完璧に近い容姿ではなく
受付嬢としての振る舞いだった。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ