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Women's Services~どんな依頼もお受けします~

第5章 ハニートラップもお任せください。

やれやれといった具合に
トイレに向かうと
一人の女性が右手首を抑えながら
待合室を右往左往していた。


「どうされました?」

「あ……先生でいらっしゃいますか?
手首を捻ってしまって……」


彼女は本物の患者のようだ。


右手首が腫れ上がっている。


「レントゲンを撮りましょう。こちらへ」


直ぐ目の前にあるレントゲン室に
彼女を案内した。

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