ただ今嫉妬宮発動中!
第1章 嫉妬宮その1~N×A
A「生きてるよ!クフフッ」
まーくんがニコニコ笑顔でオレを見るから
つられてオレも、ハハッって笑って。
N「まーくんも……?」
……だって!
もう一度ちゃんと聞いときたい。
A「うん、オレはね。出会ったあの日から
多分ずっと、好きだったと思う。」
ウソっ!?
……本当に?
信じられない……
N「マジ……?」
A「マジだよ?……言っちゃダメかなって
思ってたからさ。片想いでもいいやって
思ってた。」
N「……ウソみたい」
A「ウソじゃないよっ!!和くんこそ、
これ、まさかドッキリとかじゃないよね?
扉から、看板持って出てくる奴がいたら
マジオレ泣くよ!?」
って、まーくんが泣き真似してる。
フフフ……
嬉しすぎて、熱くなりすぎた目元から一気に
我慢していた涙が、溢れた。
N「……フッ、うぅぅ、えっ……んっ」
……多分一生分、泣いちゃったかも。
って思うくらいに。
あぁ、もうダメだわ。
完全に涙腺崩壊……
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