ただ今嫉妬宮発動中!
第4章 嫉妬宮その2~N×J×S★更に続きの章★
キスされながらまだ髪を撫でられていた。
和に見つめられながら。
気のせいなんかじゃないだろ?
一体、どういうつもり?
本当に翔くんと会ってたのかよ?
出不精のお前が、そんな早くから
会いに行ってた相手がまさか翔くん
だったなんて……
だけど……
本人の口から聞くまでは信じない!
……でも、でも、和から仄かに香る香りはさ。
翔くんが、いつも好んでつけてる
あの香りと一緒なんだよ?
本当に翔くんと一緒にいたの?
だとしたら、なんで?
いつから?
俺が知らないだけで、二人そんな関係に
なってるのかよ?
ウソだ!
ウソだよ!
J「んんッ……」
和は上から、俺の舌を犯すように
絡ませてくる。
……俺にも、続けて翔くんとも
そんな事やってんのかよ?
頭がズキンと痛んだ。
J「……退けよ!」
和を下から思い切り突き飛ばした。
軽い和は、そのままベッドに体制を崩して
手をついた。
一瞬だけ。
ほんの一瞬だけ驚いた表情をした和を見たけど
次の瞬間は、睨み付けられていた。
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