
ロリヴァンプ伯爵の鼻唄🎵
第14章 伯爵と初夜
生れたて場所でも…
有森家でも…
私の居場所は無かった――――…
やっと…やっと――――…帰る場所が見つかった…
「///アレク…私――――…幸せです!」
「私もだよ…すみれ」
振り向くと…何故か前屈みで股間を押さえているアレキサンダーが目をトロンとさせて笑っている…
「――――…アレク…何してるんですか?」
「すみれ様…あの変態はほっといて、早くお屋敷に入りましょう!
なんか、お腹減りましたよね、夜食でも食べましょ?」
「そ、そうね――――…そうしよっか」
私とピノ彦君は歩きにくそうなアレキサンダーをその場に置き去りにしてサクサク屋敷に入っていった
