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第17章 一つ目の真実








「俺の従兄弟がー・・お前の家の隣に住んでてー、最初は弟が産まれる年に夏休みずっとその従兄の家に預けられてーー結城と遊ぶようになった(笑)」







へぇ・・・。







「結城はまだ3歳でさ(笑)でも俺も5歳・・・良い遊び相手だったッ・・・・」








「(笑)(笑)・・・そうなんだっ・・・・」







涼は持ってた写真を見ながら・・・。







「それから冬休み・・・春休み・・・GW・・・・。毎回東京行って・・・結城とバッカ遊んでてさー・・お袋も結城のお母さんと仲良くなって、結城のお父さんもー・・石垣に来た時家の親父と意気投合して釣りしたり・・・仲良くしてた・・・。」








そうなんだ・・・。








「だからお袋はー・・結城家族が事故にあったとき・・・マジで結城をうちの養女にしたいって何度も何度も親戚に連絡してたんだ・・・。」








・・・・・・。








「そうなんだ・・・。それは・・・知らなかった・・・・。」










私が預けられた親戚の叔父も叔母も・・・そんな事一切言ってこなかった。










「でもーーー、・・・大人になったら絶対に東京に行くって決めていたから(笑)そうしたら直ぐにお前を探そうって思ってた(笑)」









・・・・・////////




















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