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“何でも答えてあげる”なーんて言ったくせに
相葉さんは目をまん丸にして言葉に詰まってる


「・・・何よ・・・何でも聞いていい、って言ったじゃん」
「・・・いや・・言ったけどさ・・・普通　他人に訊けることと 訊けない事があるよね？」

「相葉さんは他人じゃない・・・と思ってんだけど」
「うは。出たよ、人たらしニノの殺し文句」

「何だよ、バカにしてんの？もういいわ・・・」


口を尖らせて　立ち上がる真似をすると
相葉さんが慌てて止めてくる


「あー、待って待って。ごめんごめん、バカになんかしてないから」


こうなる事は分かってたから　相葉さんの顔をチラッと見てから
仕方ないなぁって顔で座り直すと


「まぁ、これも計算の内なんだろうけど」
だって。

バレてた？
やっぱ他人じゃ無いよね、相葉さん