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大型犬との同居~Sequel Of Story~

第4章 ~続くすれ違い~

◇車の中◇

「そこ、右に曲がったとこです」

「了解」

高飛君の道案内に従いながら、僕は車を運転している。

運転中、僕達は自己紹介をし合った。

「高飛君、あのラーメン屋?」

「そうです」

ラーメン屋の名前は、漆黒(しっこく)という名前のラーメン屋。

確か、関西では数店舗しかないって聞いた事がる。

「この辺、あんまり来ないから
あそこに、ラーメン屋があるなんて初めて知ったよ」

「去年の夏に、チェーン店としてオープンしたんですよ
俺は、オープン時と同時に働き始めたんで」

「そうなんだ」

ていうか、漆黒は一度も行った事がない。

「僕、食べた事がないや
爪切君と潜君は、食べた事あるの?」

2人に聞くと、2人は同時に頷く。

「ありますよ!
滅茶苦茶、美味いっすよ♪」

「小太郎さんも、きっと美味しいと思う筈です」

「へぇ~
ラーメンとつけ麺、大好きだから楽しみだよ」

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