
桜の咲く頃にまた君と
第6章 明日はきっといい日になる
「ごめん、ごめん
ちょっと寄り道しててさ
はい、これお見舞い」
そう言って僕は行きつけのカフェのショートケーキを渡す
桜によく行くカフェだと話すと自分も行きたい、ケーキ食べたいといっていたので買ってきたのだ
「えっ、これっていつも春樹が話してるところのケーキ!?
すっごい嬉しい、私もいつか行ってみたいなー
その時は春樹の友達も紹介してよね!」
桜とあのカフェに行くのか
確かに楽しそうだ
その時は悠陽と桃花ちゃんも紹介しよう
最高の友達だって
