
桜の咲く頃にまた君と
第5章 泣きながら笑いながら君と
「お前なあ、俺一応サッカー部入ってるんだぞ?
先輩との付き合いだって多い
桜先輩がどうしてるかサッカー部の先輩に聞いたり出来るだろうが」
「私だってサークルたくさん入ってるんだから
もっと頼ってよ
友達でしょ?」
僕はほんとに友達に恵まれている
こんなにも心配してくれる友達はなかなかいないと思う
大学でこのふたりに会えて友達になれて良かった
「ふたりとも、ほんとにありがとう」
そう言ってふたりに桜さんが今なにをしているのか調べてもらうように頼んだ
