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桜の咲く頃にまた君と

第3章 放課後の部室で君と

デートに誘うなら今しかない


これで無理だったらショックは相当大きいが...


「あ、あの」


やばい緊張しすぎて声が裏返ってしまった


「今度の休み一緒に水族館に行ってくれませんか?」


言ってしまった


顔が真っ赤になる


桜さんのほうをしっかり向けない自分が情けない


返事を貰うまでがすごく長く感じる


やっぱりダメかな...


「いいよ、春樹くんと水族館楽しそう

楽しみにしてるね」


その声でやっと桜さんの顔を見れた

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