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桜の咲く頃にまた君と

第7章 初めてのキスは君と

「あいつに告白するのが怖いんだ

確かにあいつの事はずっと好きだよ

でも友達の期間が長すぎた

あいつとの関係が変わってしまうのが怖い」


悠陽はいつもは話さないことを話してくれた


多分酔っ払ったせいもあると思うが


それでも嬉しい


いつも頼ってばっかりだから


弱音を吐いてくれたことが嬉しい


「今のあいつとの関係が心地良すぎるんだ

でもいつもあいつに彼氏ができないかすごく不安なんだ」


そう言う悠陽の顔はいつもの自信満々の顔ではなかった

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