テキストサイズ

桜の咲く頃にまた君と

第6章 明日はきっといい日になる


「私の写真は夕日の1日が終わる悲しい写真になってたの

でも春樹の写真は夕日の明るいまた明日が来るっていう希望の写真に見えたの

私が春樹のこと好きになったのはその時からだよ」


そうだったのか


そういう話を聞くのは恥ずかしい


だって僕が桜のこと好きになったのは...


桜の木の下で見たときに一目惚れだったんだから


「春樹のあの写真をみて考えが変わったんだ

私はいつもこの夕日を見て今日も頑張ったって思ってたの

でも春樹のおかげでこの夕日を見て明日が来ることが嬉しくなったの前向きに毎日を生きたいって」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ