ココロノソラ
第17章 black 上司 。
「ははっ、言うねぇ〜。俺の力見せてやろっか。」
「え...?」
そっからの大野さんは豹変した。
なんて言うの...
オスの顔になった。
ドンッ!と大きい音ともに
俺は今、、
デスクに押し倒されている。
「んふふ、今、松本くんと俺しかいないもんね。」
普段どおりの口調だけど
目は笑ってない。
少しばかり怖い。
俺、いったい何されるんだ...?
次の瞬間、目の前が真っ暗に。
「ちょっと辛抱してね〜」
タオルか何かで視界を閉ざされ、
手首もがっちりと掴まれて逃げようにも動けない。
「やめてっ...下さい。」
「ふふっ、俺結構、力強いでしょ〜」
「っ...」
手首にかかる力はどんどん強くなっていく。
分かったから...!離して!
俺の心の声など虚しく、
次はピリッとした痛みが。
「くふふ、すごーい!思ったより濃くなっちゃった。」
「何がですか...。」
「さーねー。」
... もう何が何だか分かんねぇ...
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