21年愛~これからもずっと
第3章 にの目線 2
こんな空気になるなんて、さっきまで
ちっとも予想なんかしてなかった
相葉さん……
あなた、何なの?
今更。
あの頃の話出して……
止めよって言ってから、
俺らなんにもなかったじゃない?
あの行為はさ。
ただ、気持ち良くなれる為の行為
だったんじゃないの?
……そこに、何か
気持ちがあった?
相葉さんが、ぴったりくっついてる所が
熱い……
もう、やだ。
泣きたい。
……でも、この人にそれは
見せれない。
俺の好きな奴はさ。
あんたなんだよ。
すぐ目の前にいる。
いつも、ずっと気付いたらいる
あんたなんだよ。
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