テキストサイズ

三角関係ときどき四角

第2章 夫と娘の秘密

「頑張る必要は……ない……かも……」


だって……私も……陵介くんのこと……
ちょっといいなって思い始めて……


「だったら俺、もっと頑張らなきゃね。
舞彩ちゃんが俺を独占したくなるまで」

「ぅん……じゃ……それまでは……」


今だって……


陵介くんを独占したい気持ち……あるよ……


でも、その前に隆哉先生との関係を
終わらせなきゃ。


「携帯番号、教え合ったら帰ろうか」


今夜……終わらせる。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ