テキストサイズ

三角関係ときどき四角

第2章 夫と娘の秘密

ミカとアキラくんは行ってしまって……


陵介くんと私は二人きりにされて……


「舞彩ちゃん」

「なッ……なにッ!?」


繋いだ手の手汗がハンパないッ。


「警戒しなくていいよ。ラブホなんて
行く気ないから」

「ぁッ……ぅん……ぁッ……でも……」

「ん?なぁに?」

「ゃっぱり何でもないッ」


『いつもはラブホテルに行くんでしょ?』


そう聞きたかったけど……やめた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ