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三角関係ときどき四角

第11章 終わりと始まり

これからの僕を支え、癒してくれるのは
珠理ちゃんの存在。


いつも世話になっているだけに
たまには差し入れでもしようかと
夜勤の人数分のシュークリームと
コーヒーをコンビニで購入し
長谷川医院に向かった。


滅多にこのようなことをしない僕だけに
珠理ちゃんは驚き、喜ぶだろう。


もしかすると喜びのあまり
空いている病室で……


いや……それは不謹慎というものだ。

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