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三角関係ときどき四角

第11章 終わりと始まり

「お姉ちゃんとは……それっきりですよね?」

「……きっと千夏は僕を一生許さない」


指先が焦らすように内腿をなぞる。


「そっちも私が一生面倒見ましょうか?」

「こっちのこと?」


内腿をなぞる別の指が割れ目に触れる。


「ん…ふぅッ……そッ……そうですぅッ……」


リョウくんに想いが残っていない
わけじゃない。


でも隆哉さんを放ってはおけない。


「心強いね」


リョウくんと隆哉さん
どちらも手放したくない気持ちは
今も変わっていない。

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