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三角関係ときどき四角

第1章 合コンの行方

五度目のキスで畳の上に押し倒された。


「ズルいよ。結婚を糧にするとか」

「お皿……洗わないと……んッ……」


拒否を口にする度に
六度目、七度目とキスが繰り返され……


「俺、もう止まんないから」

「本当に……もう……んッ……」


その行為に、いつしか私は
酔いしれてしまい……


「マジだから」

「困らせないで……んッ……」


揺れ動いていた想いが……


「困らせたい。俺の為に」

「……んッ」


揺るぎない想いになった。

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