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三角関係ときどき四角

第1章 合コンの行方

「じゃ、そのままでいいから
俺の話を聞いてくれる?」

「……なに?」


この異様なほどのドキドキの正体は……


「千夏さんを抱く目的で部屋に招いた」

「……そう」


そんな予感はあった。


私なんて陵介くんの女遊びの
ひとつの駒にしかすぎないと
分かっていたし自覚もしていた。


だから今の今まで警戒していた。


でも……この先は……

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