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放課後は保健室で

第1章 保健室のセンセイ



………なんだこいつ?

構えていた怒声が来ずに拍子抜けしてしまった。結も同じような表情をしている。


「ほら入った入った」


促され思わず入ってしまった私たち。
後ろで先生がゆっくり閉めた。


「ここの生徒って健康的ですよねえ。暇してたんですよ。あ、コーヒー要りますか?」




振り返った先生の長い前髪とメガネの奥からのぞくの笑顔は


想像していた以上に







格好良かった。





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