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「……ああそうだ、ハイ！……」


すると彼はいつの間に作ったのか未来にも、
カクテルを作って未来に差し出して居た。
未来のカクテルは綺麗な、
淡いピンク色のカクテルだった。





「……わあ、綺麗な色！……
ルウ有難う♪」





「……あら？……
未来には随分綺麗な色ね～？」

「未来さんはなんか、
キャピキャピしてるイメージ、
だからね～♪」

「……ね……ルウ♪名前着いてる？」


「……んーそうだな！……小悪魔天使とか？」

「……てかあたし……悪魔なの？酷ーい！」

「……アハハ……未来♪ピッタリよ。笑」

「……何よ～！……雪奈までー！！」

「……うそ、嘘……
可愛いーって意味よね？ルウくん♪」

「……そう？……なら許してあげる♪」

「……サンキュー♪……」

「……って！……
今思ったけどそれってあたしが、
キャピキャピして無いって、
事かしらー？ルウくん！」

「……おっ！……なんだよ、絡み酒ー？」

「雪奈は今日はイラ着いてんのよね～！」

「……へえ、そうなんだ！……
いいよ、愚痴って♪」

「……え、いいわよ……そんな。
今日逢ったばかりの人に愚痴なんて！」

「……別に……
愚痴りたいなら愚痴ればいいぢゃん♪」

「……でもそろそろ……
他にもお客さん店に来る頃でしょ？」

「……ん？……来ないんじゃね？♪」

「……どうして？……」

「……だって……今日平日だし♪」

「……あ、そうね……でも悪いし……」

「……俺？……平気だよ♪
俺って意外と聞き上手だから。
まあ雪奈が話したく無いなら、
いいけどね～」