
嘘つきな唇
第9章 *第2の人生*
「……雪奈……
こんなランチタイムでごめんな?
夜は贅沢なディナーだから♪」
「たまにはコンビニもいいわよ♪
コンビニのおにぎり意外と美味しいし♪」
「まあね♪一昔前に比べたらコンビニも、
いろいろ種類増えたね♪」
「……そうね♪……
ルウはあんまりコンビニなんて、
利用しないんでしょ?」
「……え?そんな事無いよ……
確かにラウンジの頃は無縁だったけど、
昔はコンビニばっかだった。笑」
「……そうなの?……
ラウンジの頃はどうしてたの?」
「……俺の場合……
ほとんどアフターでお客さんに、
美味しい飯食わせて貰ってた♪」
「……そうww……」
「……あ、雪奈もしかして……
また焼きもちモードだろ?」
「……ち、違うわよww」
「お客さんは若いギャルだけじゃ、
無いから安心しな♪」
「……ふーんww……」
「……ホラ♪……雪奈焼きもちじゃん♪
マジ可愛いーね、お前……」
……ルウが……
お前って呼ぶとなんだか、
ドキッとする……
……なんか凄い男らしい……
