
嘘つきな唇
第8章 *永遠の愛*
「……ルウさん……
素晴らしいスピーチでしたよ!」
「有り難うございます!お恥ずかしいですww」
「……ルウくん!……
最高に良かったぞ♪雪奈も♪
さあ、皆様をお見送りに行くか!」
「……はい!……
お父さんお母さん!今日は、
ほんとに有り難うございました!」
「ホラ!雪奈も泣き止み無さいww
皆様お見送りしなきゃダメでしょ?」
……そう雪奈は……俺のスピーチの後から、
ずっと泣き止ま無かったんだww
「……だってルウが……」
「……雪奈……
俺のスピーチそんなに良かった?」
……雪奈は涙顔で頷いた……
「……俺の……
本当の気持ちだから……雪奈を一生守るよ……」
「……ルウ嬉しいわ……とっても幸せよ。
貴方を一生愛して行くわ……」
「……ホラ、泣き虫姫♪……お見送り行くよ♪」
と言って俺は雪奈に右手を差し出した。
……これは余談だけど……
俺のあのスピーチは友達と、
セルジア協会側で『奇跡のスピーチ』
として長い事言い伝えになったらしいww
サルジア協力も事ある事に、
俺のスピーチを取り上げてたらしいんだww
……まあ皆が……
感動してくれて良かったけど、
言い伝えとかは恥ずかしいなあww
